【現地調査レポート】岐阜県岐阜市|天井裏にイタチ・ネズミ、換気フードにコウモリが侵入|複合被害の調査記録


こんにちは、岐阜の害獣駆除専門店の駆除のまっちゃんです!
今回は岐阜県岐阜市のお客様より、天井裏からの異音についてご相談をいただきました。
お父様を亡くされたばかりというご事情の中、環境の変化も重なって心身ともに大変な時期に、さらに家の中からの異音というストレスが重なっていたことは想像に難くありません。そのような状況でご連絡いただいたからこそ、しっかりと向き合って調査しなければという気持ちで現地に向かいました。
調査開始|まず天井裏の点検口を探す
現地に到着してまず行いたかったのは、天井裏を点検口から直接のぞき込んで内部の状況を確認することです。天井裏に入れれば、糞の量・種類・動線・巣の有無などを直接確認でき、どの害獣がどの程度住み着いているかを正確に把握できます。
まず2階の点検口を確認しようとしましたが、点検口の周囲にびっしりと荷物が積み上げられており、物理的にのぞき込める状態ではありませんでした。長年住まれていたお家ということもあり、生活用品がかなり密集していた状況です。
続いて1階の点検口を探しましたが、これがどこにも見当たりませんでした。古い住宅では、天井点検口が設けられていないケースが実はめずらしくありません。今回はまさにそのパターンで、1階からも天井裏の内部確認ができない状況でした。
点検口からの内部確認が今回はできない——そうなると、外部からの侵入口調査に全力を注ぐしかありません。気持ちを切り替えて、建物の外周をくまなく歩きながら侵入口の特定作業に入りました。
外部調査|建物をくまなく歩いて侵入口を特定
建物の外周を一周しながら、ネズミ・イタチ・コウモリそれぞれの侵入ルートになり得る箇所をひとつひとつ確認していきました。今回確認できた主な侵入口候補は以下の5カ所です。
①屋根上の梁が出ている箇所の上部






屋根の上に大きな梁が突き出している部分の上部に、建物内部と外部がつながる隙間が確認できました。このような箇所は一見して「隙間がある」とは気づきにくく、屋根に上って初めてわかるレベルのものです。しかし害獣にとってはここが立派な出入り口になります。
②床下の通気口




基礎部分に設けられた床下通気口は、経年劣化によってカバーが破損したり、枠との間に隙間が生じていることが多い場所です。ネズミはもちろん、場合によってはイタチも利用します。
③エアコンの配管周り




室外機から室内へと配管が壁を貫通している部分のパテが劣化し、隙間ができていました。ここはネズミの定番侵入口のひとつで、特にクマネズミは壁を垂直に登って配管周りから侵入するケースが非常に多いです。
④瓦の重なり部分
屋根瓦が重なり合っている箇所の隙間も見逃せません。コウモリは特にこのような薄い隙間から出入りすることが得意で、1〜1.5センチほどのすき間があれば簡単に通り抜けてしまいます。
⑤換気フード
外壁に取り付けられた換気扇の換気フードにも侵入の痕跡が確認できました。こちらについては後ほど詳しくご説明します。
⑥外壁と板金の隙間


コウモリの侵入口として最適な部分になるんです。
臭いでイタチを特定|独特の肛門腺臭が決め手に
天井裏の内部を直接確認できない中で、どうやってイタチの侵入を断定したのか。これには害獣駆除ならではの現場経験が活きました。
イタチという動物には、他の害獣にはない特徴があります。それは、威嚇されたとき、あるいはびっくりしたときに、肛門腺から非常に強烈な臭いを発するという習性です。この臭いは一度嗅いだら忘れられないほど独特で、スカンクのような刺激臭とも表現されますが、イタチ独自の臭気があります。
今回、屋根上の梁が出ている箇所の隙間に近づいたとき、この臭いが強く漂ってきました。ネズミでも、コウモリでも、ハクビシンでもない——イタチが出入りしているときに発するあの臭いです。
内部を直接見られなくても、この臭いがあれば断定できます。天井裏にはイタチが侵入している、間違いなくそう判断しました。
糞の量とフードの状況からコウモリを特定
イタチに加えて、もう一種類の害獣の存在も確認できました。コウモリです。
屋根上を調査しているとき、ある場所に異常に糞が集中していることに気づきました。最初は「コウモリが壁や屋根を休憩所として使っているのかな」と思いながら調査を続けていましたが、その後に換気フードを発見したとき、状況が一変しました。
換気フードの周囲にも糞が多く、フードの内部にも痕跡が確認できたのです。コウモリは換気フードのような暗くて狭い閉鎖空間を好んでねぐらにします。天井裏への侵入は確認できませんでしたが、換気フードの中にコウモリが住み着いているという判断に至りました。
コウモリは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、捕獲や殺傷は法律で禁止されています。対応できるのは、侵入口を塞いで追い出すことのみ。しかも追い出す際には、コウモリが自分で出られる状態にして封鎖しなければならないため、専門的な知識と対応が必要になります。
お客様への報告と提案内容
調査を終えて鈴木様に状況をご報告しました。
今回ご提案させていただいた施工内容は以下のとおりです。
まず、1階に天井裏へアクセスするための点検口の新設。今後のメンテナンスや確認作業のために、これは必須だと判断しました。
次に、ネズミとイタチを閉じ込めてしまわないための追い出し作業。室内に薬剤や忌避剤を使用して、先に害獣を外へ追い出してから侵入口を封鎖するという順序が非常に重要です。
そして確認できた全侵入口の封鎖工事。屋根上の梁周り、床下通気口、エアコン配管、瓦の重なり、換気フードのすべてを対象とします。
最後に、今回確認されたネズミがクマネズミという種類であることを踏まえた対策です。クマネズミはいわゆる「スーパーラット」と呼ばれる、殺鼠剤に耐性を持つ個体も存在するため、粘着シートと毒餌を組み合わせた対策が有効です。
まとめ
今回のように、ネズミ・イタチ・コウモリという3種類の害獣が同時に侵入しているケースは、侵入口の数も多くなり、それぞれの特性に合わせた対応が必要になります。一見すると複雑に感じるかもしれませんが、正確に侵入口を特定してしっかりと封鎖工事を行えば、必ず被害は止められます。
「どうせ古い家だから仕方ない」と諦めてほしくない。岐阜県岐阜市のお客様のように、勇気を出してご相談いただければ、駆除のまっちゃんが必ず力になります。
岐阜県・愛知県・三重県にお住まいで、天井裏からの異音や害獣の気配を感じている方は、まずはお気軽にご連絡ください。







