コウモリに噛まれると危険?狂犬病死亡事故から学ぶ正しい対処法【害獣駆除のプロが解説】


こんにちは、害獣駆除専門店の駆除のまっちゃんです。
先日、海外のニュースで胸が締め付けられるような事故の報道がありました。カナダで家族とコテージに滞在していた11歳の少年が、就寝中にコウモリに顔の近くに乗られ、その後狂犬病を発症して亡くなったというものです。カナダ医師会誌(CMAJ)にも詳しい報告が掲載されており、決して他人事とは思えない内容だったので、今日はこのニュースを取り上げながら、コウモリと狂犬病、そして日本国内でのコウモリ被害についてお話ししたいと思います。
BBCニュースhttps://www.bbc.com/japanese/articles/cy491mj1w7xo
カナダで実際に起きた事故の経緯
報道によると、事故が起きたのは2024年、カナダ・オンタリオ州でのことでした。少年はコテージで就寝中、コウモリが顔の近くを動き回ったことで目を覚まし、自分の手で払いのけたそうです。コウモリはお父さんが植木鉢を使って捕まえ、そのまま外に放したとのことでした。
このとき、少年に目立った外傷は見られず、コウモリの様子にもおかしなところは感じられなかったため、ご両親はすぐに医療機関を受診させることはしませんでした。多くのご家庭でも、同じような場面に遭遇したら「特に噛まれていないし、大丈夫だろう」と判断してしまうのではないでしょうか。
ところが、それから19日が経過した頃、少年の顔にしびれと腫れの症状が出始めます。急いで救急診療所を受診したところ、最初は顔の片側の筋肉が一時的に麻痺する「ベルマヒ」の疑いがあるとされ、ヘルペスウイルス感染症の治療薬が処方されました。その後、別の病院ではヘルペス性歯肉口内炎の疑いともされ、原因がなかなか特定されない状態が続きました。
しかし翌日、顔の右側に麻痺が広がったため少年は再び病院へ搬送されます。入院を待つ間に39度の高熱、嚥下困難、錯乱、幻視といった深刻な症状が次々と現れ、その日のうちに容体は急速に悪化。挿管され、小児集中治療室に入院することになりました。
カナダ・マニトバ大学の医師団はこの経過から狂犬病を強く疑い、数日後の検査でその見立てが正しいことが判明します。カナダ食品検査庁の調査により、コウモリ由来の狂犬病ウイルスの変異株であることも特定されました。しかし時すでに遅く、少年は入院から17日後に息を引き取ったといいます。少年にはアレルギーや感染者との接触歴、ダニによる咬傷、最近の海外渡航歴なども一切なかったとのことで、まさに「コウモリとの一瞬の接触」だけが原因だったことになります。
狂犬病は発症するとほぼ確実に死に至る
今回の報告で強調されていたのは、狂犬病は一度発症するとほぼ確実に死に至るという事実です。カナダでは狂犬病による死者は1924年からの約100年間で28人と、非常に稀な事例とされていますが、それでもゼロではありません。カナダ獣医師会は、発生率が低いのはワクチン接種が広く継続されているからであり、接種をやめれば再び発生しうると警鐘を鳴らしています。
そして何より重要なのは、コウモリなど狂犬病を媒介する可能性のある動物と直接接触した場合、たとえ噛まれた自覚がなくても、接触直後にできるだけ早く医療機関で適切な処置(暴露後予防)を受ける必要があるという点です。今回の少年のケースでも、コウモリとの接触からすぐに医療機関へ相談していれば、結果は違っていたかもしれません。
日本でも「コウモリは自分で何とかしよう」は危険です
「日本には狂犬病はないから関係ない」と思われる方も多いかもしれません。たしかに日本国内での狂犬病発生は長年報告されていませんが、だからといってコウモリとの接触が安全というわけでは決してありません。コウモリは狂犬病以外にも様々な病原体を保有している可能性があり、また糞尿によるアレルギーや喘息の悪化、悪臭、シミなど、住まいへの実害も深刻です。
私たち駆除のまっちゃんへのご相談でも、「屋根裏でコウモリの羽音がする」「ベランダの隅にフンが溜まっている」といったお声を本当によく頂きます。今回のニュースのように、素手や植木鉢でコウモリを捕まえようとするのは非常に危険な行為です。コウモリは見た目以上に素早く、逃げようとする際に引っかかれたり噛まれたりするリスクも十分にあります。「大丈夫だろう」という思い込みが、後になって取り返しのつかない結果につながることもあるのです。
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駆除のまっちゃんでは、コウモリの追い出し・侵入口の特定・封鎖作業まで、すべて自社のスタッフが対応いたします。外注や下請けを一切挟まないため、中間マージンが発生せず、適正価格でスピーディーな対応が可能です。また、コウモリを追い出して終わりではなく、再侵入されないよう建物の構造に合わせた封鎖工事まで一貫して行えるのが、私たちの大きな強みです。












もし「屋根裏で物音がする」「ベランダにフンらしきものがある」といった心当たりがあれば、どうか様子見をせず、早めにご相談ください。今回のカナダの事例は、私たちにコウモリという生き物への向き合い方を改めて考えさせてくれる出来事でした。ご家族の安全を守るためにも、コウモリの気配を感じたら、無理に自分で対処しようとせず、ぜひ駆除のまっちゃんにお任せください。







