岐阜県恵那市P社様|高所の鉄骨柱すき間を高所作業車で封鎖。お客様に合わせたご提案を。
















































| お悩み・ご相談 | 今年に入ってから工場の隅の方でコウモリの糞被害や鳴き声がひどくなってきたということで、「全体的な工事ではなく、まずは被害箇所だけでいいので見てほしい」というご依頼をいただきました。 |
|---|---|
| 診断箇所 | 工場内部・工場外部 |
| 防止策 | 追い出し・内部・外部侵入口封鎖工事・消毒 |
こんにちは、害獣駆除専門店の駆除のまっちゃんです。
■ ご依頼の経緯
今回ご相談いただいた工場様は、以前から工場内でコウモリらしき鳴き声が気になっていたそうですが、「工場全体の大掛かりな工事になると予算も日程も大変なことになるのでは」と、なかなか相談に踏み切れずにいらっしゃったとのことでした。しかし今年に入ってから、工場の隅の床や配電盤の上に糞がたまるようになり、鳴き声も以前よりはっきりと聞こえるようになってきたため、「部分的な対策でもいいので、まずは現状を見てほしい」というご相談をいただいた次第です。


このように「全体工事は難しいけれど、被害箇所だけでも何とかしたい」というご相談は、工場や倉庫など大きな建物をお持ちのお客様から本当によくいただきます。私たちも無理に全体工事をおすすめすることはなく、まずは現状の被害箇所を最優先で対応し、そのうえで今後のリスクについて正直にお伝えするようにしています。
■ 現地到着後、まずは糞の清掃から


現地に到着してまず行ったのは、床や配電盤の上に落ちているコウモリの糞の清掃作業です。配電盤の上に糞が堆積している状態は、見た目の問題だけでなく、機器の不具合や漏電のリスクにもつながりかねないため、放置せずにできるだけ丁寧に取り除いていきました。工場という性質上、清掃中も稼働している設備への配慮が必要になるため、周囲の状況を確認しながら慎重に作業を進めました。
■ 侵入防止のための封鎖作業
糞の清掃が終わったあとは、今後コウモリが工場内に侵入してこないようにするための封鎖作業に取り掛かりました。コウモリは非常に小さな隙間からでも出入りできてしまうため、目視だけでなく手で触って確認しながら、怪しい箇所を一つひとつ潰していきます。今回は工場内部からアプローチできる箇所についてしっかりと封鎖を行いました。
■ スプレーによる追い出し作業




内部の封鎖が完了したあとは、まだ工場内に残っている可能性のあるコウモリに対して、スプレーを使った追い出し作業を行いました。コウモリは非常に警戒心が強い生き物ですが、嫌がる成分の入ったスプレーを使うことで、無理な捕獲をせずに安全に外へ誘導することができます。この工程を封鎖前ではなく封鎖作業と組み合わせて行うことで、追い出したコウモリが再び戻ってこないようにするのが重要なポイントです。
■ 消毒剤の散布
追い出し作業が終わったあとは、糞があった箇所やコウモリの出入りが確認された箇所を中心に、消毒剤の散布を行いました。コウモリの糞にはヒストプラズマ症などの原因となるカビや病原体が含まれている可能性があるため、清掃だけでなく消毒まで行うことが衛生面でとても重要になります。工場で働く従業員の方々の健康を守るためにも、この工程は絶対に省略できない作業だと考えています。
■ 外部の侵入口封鎖と高所作業車の出動
室内での作業がすべて終わったあとは、いよいよ外部からの侵入口の封鎖作業に移りました。今回、コウモリの侵入口となっていたのは、かなり高い場所にある鉄骨柱の隙間でした。工場は天井が高く、はしごや脚立では到底届かない高さだったため、高所作業車を手配して封鎖作業にあたりました。








高所での作業は風の影響を受けやすく、また足場も限られているため、通常の地上での作業とは比べ物にならないほど慎重さが求められます。狭い鉄骨の隙間一つひとつを確認しながら、専用の資材でしっかりと塞いでいきました。こうした高所かつ狭小な箇所の作業こそ、経験と技術が問われる部分だと改めて感じた現場でした。
■ すべての作業を終えて
外部の封鎖まで終了し、今回ご依頼いただいたすべての作業が完了いたしました。作業終了後、担当の方に施工箇所の写真を一つひとつお見せしながら、どのような作業を行ったのかをご説明させていただきました。
■ 今回は部分対応、しかし再侵入のリスクについて
今回の工場は規模がかなり大きく、全体的な工事を行うとなると予算面でも工事日程の面でもかなり大掛かりなものになってしまうため、今回は現状の被害箇所のみの工事とさせていただきました。
ただ、ここで一つお伝えしておきたいことがあります。コウモリは目がほとんど見えず、超音波を発してその跳ね返りで周囲の状況を把握しながら移動する習性があります。そのため、今回封鎖した箇所以外にも、まだ私たちが気づいていない侵入可能な隙間が存在する可能性は十分に考えられます。つまり、今回対応した箇所とは別の場所から再びコウモリが侵入してくるリスクは、決して低くないということです。
このような特性があるため、一般的なご住宅の場合は、被害が出ている箇所だけでなく、コウモリが侵入できる可能性のある箇所を基本的にすべて封鎖してしまうことをおすすめしています。工場のように規模が大きく、全体対応が現実的に難しい建物の場合は、今回のように優先順位をつけて部分対応を行うこともありますが、可能であれば早い段階で全体的な点検・封鎖を行っておくことが、結果的に再発防止とコスト削減につながります。
■ まとめ


今回の岐阜県恵那市の工場での施工では、糞の清掃、内部封鎖、追い出し、消毒、そして高所作業車を使った外部侵入口の封鎖まで、一連の作業をすべて自社のスタッフで完結させていただきました。外注を挟まないからこそ、現場の状況に応じて柔軟に作業内容を調整でき、余計な中間マージンも発生しないため、お客様にとっても納得感のあるご提案ができたのではないかと思っています。
コウモリの被害は「糞や鳴き声が気になる」という段階でご相談いただくケースが多いのですが、実際に現地を見てみると、既に複数箇所から侵入されていたり、今回のように高所に侵入口があったりと、一般の方では気づきにくい状況になっていることが少なくありません。
「うちも工場や倉庫の隅でコウモリらしき音や糞が気になる」「全体工事は難しいけれど、まずは現状だけでも見てほしい」という方は、どうぞお気軽に駆除のまっちゃんまでご相談ください。現地調査のうえ、無理のない範囲でのご提案をさせていただきます。







